★懐かしのRIGたち★ 邪魔なのになかなか捨て切れないでいます。 古くて大きくて重くて引越しの度に処分に悩む、そんな無線機達を紹介するコーナーです。 使っている時に何度も壊れ、自ら中を開けて球を替えたり 半田付けしたり、どうにもならない時は(メーカーではなく)近所のOM宅に持っていって修理してもらったりと、そんな思い出がたくさん詰まっています。 残念ながら、開局のRIG(ヤエス50Bライン)FL,FR50B は現在手元にありませんが、 トリオ(現在ケンウッド)のSSBトランシーバーで往年の名機TS−5シリーズが3台と 50MHZポータブルトランシーバーTR−1200が、今もシャックで元気にしています。どれもたまには火(電源)を入れて、健在ぶりを確認しています。最近の無線機に比べて実際のQSOに使う事は殆どありませんが、 なぜか火を入れるとホッとするんです。 以下、一台ずつ紹介していきます。 |
|
☆トリオTS−520ライン☆↑
1973年の発売。TS-520 この名機を知らないトリオ派は、まずいないでしょう。 当局が開局して間もなく発売されたこの520シリーズは、 その後のHF界をリードしていたと思います。 人気はヤエスのFT101シリーズ(下の写真参照)と2分してトリオ派、ヤエス派をはっきり区別してましたね。まだまだ現役で活躍できるRIGでしょう。 オールインワンタイプですので持ち運びも便利で 使いやすく大学生で上京した時も アパートに持参し使っていました。今ももちろん完動品です。 |
|
★トリオTS−511ライン★↑ 1970年の発売。TS-511 銀のパネルにどっしりとした重量感。実に無線機らしいRIG。当局のイチ押し!スピーカー+電源部は20kg近いトランスが入っており、片手では持てない。DXを始めた頃のRIGで、学校の勉強もしないで 夜遅くまでこのRIGの前に座ってました。当時のトリオ派には、セパレートの599ライン(下の写真参照) とトランシーバーの511ラインは貧乏学生の憧れでしたね。青春時代をともにしたコイツは、今でも完動品で主に14MHZSSBで国内ラグチュ-に使っております。 |
|
☆トリオTS−510☆↑ 1968年発売。TS-510 さすがにここまで来ると古いなって感じですね。トリオのSSBトランシーバーでは、TS−500をそのまま引き継いだRIG。 VFOも安定していて、主役の座を599,511に譲った後でも頑張っていました。このRIGでDXを追いかけてたOMさん多かったな。 他の2台より、高さがあり大き目ですが、VFOダイアルのタッチがたまらなくイイのです。14MHZのSSBでローカルQSOに使っています。 |
| ★トリオTR−1200★ 1971年の発売。TR-1200
50MHZのポータブルトランシーバーで、当時は50MHZで開局する人も多く このRIGでの初QRVの思い出を持っているOMさんもいるはず。いつか時間がとれたら、天気のよい日に山に登ってCQでも出してのんびりとQSOしてみたいですね。 | |